WEBデザイナーになるための職務経歴書の書き方
職務経歴書には決まった形式というものがありません。個人の経験や職務の内容で個人差が出てくるため、パターンに当てはめることができないんですね。
それだけに応募者の能力が一番表れる、つまり作品を除いた応募書類の中でもっとも重要な書類となります。
この職務経歴書も、作品のひとつだと考えてください。
決まった形式がないということでどうしていいかわからないという方もいるでしょうが、前向きに捉えてください。
履歴書に書ききれなかったことを自分の経験やアピールポイントを自由に書けるのです。
重要なので先に述べておきます。
職務経歴書はあなたのこれまでの職務経歴を披露するものではありません。
職務経歴書は、これまであなたがしてきたことがどう応募先企業で役に立つのかを具体的にアピールするものです。
これをまず頭に入れておいてください。
さて職務経歴書には形式がありませんが、そう言われるとどう書き始めていいかわからないと思いますので、抑えておくポイントを解説します。
■作成の基本
・A4サイズ
・ワープロやパソコンで横書き
・ファイルできるように左に余白を取る
・1枚〜2枚にまとめる
■必須項目
・氏名、年齢、生年月日、住所、連絡先、最終学歴、希望職種
・職務経歴(箇条書きで簡潔にまとめる)
・自己PR
■追加項目(自分のアピールしたいものに合わせて)
・志望動機
・職務で得たもの
・資格、免許
・教育、受講で身につけたものなど
それではサンプルを表示してください。
→(WEBデザイナーになるための職務経歴書サンプル)
このサンプルは、まったくWEBデザイナーに関係のない職歴をあえて選らんでいます。
WEBデザイナーに関係のない職歴でも無理やりにでもWEBデザイナーに関係づける「こじつけ」をここから盗んでください。
まず上記必須項目にある、あなたの氏名、住所などの基本データによる自己紹介から始まり、職務経歴へと移ります。
ここであなたが働いていた会社、アルバイト先がどういったところなのかを簡単に示し、勤務年数も書きます。
退職理由も書いていますが、これは可能な限り、WEBデザイナーになるための前向きな退職理由をこじつけでもいいので考えましょう。
どうしても思い浮かばない場合は、一身上の都合でも構いません。
そしていよいよ職務経歴に入るわけですが、職務経歴は、複数の経歴がある場合は新しいものから順番に書きましょう。
さて(注1)の職務経験ですが、わかりやすく簡潔に箇条書きでまとめるのがわかりやすくていいでしょう。
そして気がついたでしょうか、この職務経験、レンタルビデオ店勤務のサンプルにおいてもスーパー勤務のサンプルにおいても、こじつけてます(笑)
普通レンタルビデオやスーパー勤務での職務内容を簡単に書くと、接客や商品補充で済んでしまいます。
そこを、WEBデザイナーになるための職務経験を意識して書くのです。
両サンプルの職務経験に書いてある「販売促進企画の提案」「新人育成」などは、実際に企画書を出していなくても、こうすれば売り上げが上がるぐらいのことは誰でも考えますよね?
そして新人に業務を教えることは当たり前のことです。
しかし当たり前のことでもこうして書けば、立派なアピールポイントです。
とくに販売促進企画など客のニーズを意識することはWEBデザイナーにも必要なことですからね。
WEBデザイナーになるための職務経歴書を意識して書きましょう。
(注2)の志望動機なんて完全にこじつけです。
学生時代のアルバイトなんてただお金が欲しいという理由がほとんどでしょうが、こう書くことによってWEBデザイナーへの道筋をつけるわけです。
(注3)の職務にて得たものもそうですね、完全なこじつけですが、販売促進や客のニーズを意識するという内容を書くことで、WEBデザイナーに関連づけようという思惑です。
最後に(注4)の自己PR、これは、これまで書いてきたことの総まとめですね。
その職務において経験したことや、スクールなどで学んできたことなどを、どう応募先企業で活かせるのかを具体的に書いてください。
これは履歴書の章で述べた志望動機の部分と共通することです。
(当サイト「WEBデザイナーになるための履歴書の書き方」参照)
あなたのこれまでの経験が技術的にはWEBデザイナーに一切関係がなかったとしても、人間関係など共通点を見出し、無理にでもこじつけてください。
当サンプルにおきましては、販売促進企画や客のニーズをテーマにまとめ、それがWEBデザイナーとしての仕事にも役に立つ、ということをアピールしています。
追加項目に関しましては、つけてもつけなくても構いません。
あなたのアピールの仕方に合わせて検討してください。
たとえばこれまでの職歴がWEBデザイナーに一切関係なかったとしても、マルチメディアスクールで半年間学び、○○の技術に自信がありますなど、学んだことをアピールすることもできるわけです。
いかかでしょうか?
ここで出したサンプルはあくまでサンプルであって、決まった形式はありません。
あなたのアピールしやすい形を作ってください。
くどいようですがもう一度言います。
履歴書も職務経歴書も応募書類はすべて、あなたのこれまでの経験がどう応募先企業に活かせるかをアピールするものです。
一見WEBデザイナーに関係のない職業でも、あなたの経験に無駄なものはありません。
あなたがこれまでやってきたことをどんな小さなことでも構いませんのでじっくり振り返り、WEBデザイナーに無理にでも関連づけましょう。
そしてあなたが、面接官の立場になって、あなたの職務経歴書や履歴書を見直しましょう。
面接官が興味があるのはあなたの経歴ではなく、あなたの経歴がどうWEBデザイナーとして役に立つかです。


